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【三つ子の魂、100まで】

純粋無垢な幼年だからこそ良き習慣、良い事、悪い事に触れ、素直に行動する機会が必要だと考えています。勿論、右も左もわからない時期。難しい術や理屈は不要です。

 

「話を聴く」「真直ぐに立つ」「真似る」「大きな声をだす」「痛い」「かわいそう」等は幼児期だからこそ知るべき事です。~11歳位迄は脳や体の様々な神経群が目まぐるしく成長し、なんでも吸収する時期。とにかく色々な事に触れる機会なのです。

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【怒られる経験】

昭和の時代、大人が子供を叱るのをよく見ました。平成、令和となりそれは当然ではなくなってきています。良くも悪くも怒られ慣れていないのが現代の子供達。

 

成長とともに、不用意に直面した際、対応に困ってしまう事がないよう「怒られる」という経験も武道を通じて学んでほしい事です。子供は指導員の気迫や思いを素直に感じます。集中力の欠如が最も怪我の原因になる為、大声で叱咤する事もあります。

 

しっかりと説明すると小さいながらも理解をしようとしてくれます。小さなうちに家族以外の大人から怒られるという経験は知っておくべきことだと思います

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【帯を締める

1ケ月でできる子、1年経ってもできない子。帯の締め方。極力自分で締める事を促します。小さな子供達、自分で出来ないと指摘されるわけですからさあ!大変です。

 

自分でやりなさいと促しじっと見守る親!、逆に早くしなさいと補佐してしまう親!どちらが子供の為になるでしょうか?1ケ月で覚える子。1年経ってもできない子。これは子供が悪いのでしょうか?

帯を締める事で自らの身支度、心支度「さあやるぞ」といった気持の切り替えを学んでいきます。この動作。保護者の教育方針やお子さんとの関わり方等とても色々な事がわかります。

上手でなくても良いのです、まずはやろうとする事が肝心。意識があればおのずと方法は知り得ます。親も子も日常で帯を締める事は皆無ですが、その所作を通じて得る事がたくさんあります。要はその意識で保護者も生徒も取り組むかが武道といえます。

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【たかが黙想】

現代は古(いにしえ)からの良き習慣が忘れ去られています。良き文化は継承しいかすべきなのです。

 

武道には様々な良い習慣がありますが気持ちをコントロールする術もその一つ。

ストレス社会!子供だけでなく大人も精神的開放や集中の術を得るべき。難しい事ではなく、所作や型を毎回う事で自然と学べるのが武道の良さです。

「たかが黙想・・・されど黙想」毎回行ってくると小さな体にも凛とした雰囲気が出てきます。思わず”はっ”とする変化をする子も少なくありません。

 

気持ちの切り替えができる子は、空手以外でも必ず役にたちます。そんな”瞬”がある、方法を知る武道、そして空手の良さです!

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